タイ古式マッサージで足を重視する理由

こんにちは!

福井県福井市渡町にあるリラクゼーションサロンのセラピスト梅村です。

タイ古式マッサージは、肩こりが気になるという方でも足からスタートして足を入念に施術します。

なぜこんなにも足を重要視するのでしょう?

【理由その①】

主要なエネルギーラインが足に集中しているから

エネルギーの通り道(中国の経絡のようなもの)のことをタイでは

SEN(セン)

と呼びます。

このセンは72,000本にも及ぶと言われているのですが、特に重要なセンは10本あり

その半数以上が下半身を通っています。

そのため、タイ古式マッサージでは足をとても重視します。

【理由その②】

足の大きな筋肉には自律神経に働きかけるスイッチがたくさんあるから

以前あるTV番組でこんな実験が行われました。

徹夜明けの

・血流が悪くなっている

・血圧が高くなっている

・皮膚の表面温度も下がっている

という被験者に対し

A)肩だけタイ古式マッサージ

B)下半身だけタイ古式マッサージ

し、血圧とサーモグラフィーで体温の変化を比べるというもの。

A)肩だけマッサージをした場合は、血圧の変化は見られず、表面温度も方の周りだけわずかに上昇しただけでした。

それに対し

B)下半身だけマッサージをした場合は、血圧が正常値にまで下がり、皮膚表面の温度も下半身だけでなく上半身まで上昇が見られました!

これは、下半身の大きな筋肉の中には、自律神経に働きかけるスイッチがいくつもあり、適度な刺激を加えることで自律神経にまで届くからなのだそうです。

サーモグラフィーなんて無い時代から。足の重要性に気付いていた先人達は本当にすごいですね♪

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